吸収する精神って何?

吸収する精神とは、モンテッソーリ教育の理論の一つにあるのですが、主に6歳以下の子供に見られる特別な感受性のことをいいます。

これにより、子どもたちは偏見や先入観なしに置かれた環境のすべてを取り入れることが出来、それらを基盤として自分という一人の人間を形成していきます。

吸収する精神は、スポンジやカメラにも例えられています。

例)スポンジ→この時期の子どもは汚れた水でも綺麗な水でもどんなものでも吸収します。

例)カメラ→カメラはフレーム内にあるもの全てをありのままに写しだしますが、子どもも自分の環境を取捨選択することなく全て吸収します。

また、吸収する精神は二つの段階に分けることが出来、0~3歳は無意識的に吸収し、3~6歳では意識的に吸収します。

6歳までの子どもには吸収する精神がある一方で、6~12歳の子どもには理由づけする精神があるとも言われています。

理論的思考や比較することを通して情報を吸収していく感受性のことです。

環境に対する疑問が「なに?」から「なぜ?」に変わっていきます。

理由づけする精神は絵画にも例えられます。

例)絵画→絵画は写真とは違い、色の違いや、何を選んで描くかなど、描く人によって自分のカラーが出てきます。

6~12歳の子どもは、6歳までに吸収したことを基盤に、自分の好きなことや関心のあることに興味を向けるということが分かります。

子どもは生きるために必要なことを自分で学ぶことが出来ます。そのために、私たち大人は吸収してもらいたい環境を準備することが大切です。

難しい話が続いてしまいましたが・・・💦

子どもを見守る大人たちが心に余裕をもち、笑顔を心がけていくことで、子どもも自然と笑顔になります!!

私たちびびっとkidsの職員も、常に笑顔を大切にしていきたいです(*^_^*)